ゲーム実況にも色々な投稿スタイルがあると思います。オンゲーやフリーゲー、ソシャゲを単発でアップする人、ストーリーのあるオフラインゲームをオープニングからエンディングまで実況して投稿する人などなど。
今回はストーリーのあるオフラインゲームのゲーム実況について取り上げていきたいと思います。ストーリーのあるオフラインゲーム、例えば有名シリーズなら龍が如くやドラゴンクエストといったところでしょうか。
こういったエンディングが用意されてるようなゲームの実況動画を録る場合、最後(エンディング)まで実況をしたほうがいいのでしょうか。今回は最後まで実況した場合のメリットデメリットを考えていきたいと思います。
メリットデメリットなんて考えてゲーム実況やるもんじゃないという考えもあるかもしれませんが、最後までやる人もいればやらない人もいます。自分に合ったスタイルを見つけるためにせっかくなので考えてみようかと思い、記事にしました。)
最後まで実況した場合のメリット
達成感がある
まず、最後までやりきった場合の最大のメリットは実況をやりきったという達成感が得られます。
ただ単にゲームをクリアしただけだろう、と思われてしまうかもしれませんが、ゲーム実況を実際にやる立場からすると実況をしない人には分からない達成感があります。たとえコメントや再生数が少なくても満足感があるんですよ。
性格にもよると思いますが、途中で打ち切りにしてしまった実況シリーズはずっと心残りになります(苦笑)まぁ、あくまで趣味でやってるだけですので、最後まで実況をやるやらないは個人の自由ですが、やっぱりやりきったほうがスッキリしますよ。
最後まで見てくれた、見てくれる視聴者の期待を裏切らない
動画を見てくれる人の中にはオープニングのPart1から、エンディングの最終Partまで全て見てくれてる方もいるかもしれません。
最後までしっかり実況したほうがその視聴者の方の期待を裏切らないと思います。
有名ゲーム実況者でも途中で更新が止まってるものや、打ちきりになると続きを気にするコメントを多く見かけます。途中で見なくなる人もいますが、最後まで見てくれる人もいるでしょうから。
最後まで実況したほうが動画を見てくれている視聴者への配慮としては一番だと思います。(ネタバレ云々の話になってくるとまた変わってくるかもしれませんが)
最後まで実況した場合のデメリット
単発に比べてパート数が増えるほど再生数は減る傾向にある
ストーリーのあるゲームの実況で一番のデメリットは、再生回数がパート1からパート数が増えるにつれて減っていく傾向にあるという点です。
パート1が1万再生だったとしてもパート2は半分以下になっているということはよくあります。これは私のような底辺ゲーム実況者だけでなく、有名ゲーム実況者にも言えることです。
よっぽどサムネや動画タイトルに特徴があるものが来ない限りはパート1に比べるとパート2以降の動画は再生数が減っています。買うかどうか決めるためにパート1だけ見た人、パート1だけ見て興味がなくて続きを見なくなった人、見るのに疲れてしまった人など色んな理由があると思います。
パート1が100万再生の動画でもパート2以降は20万再生というのは多いです。(もちろんそれでも私に比べれば充分に凄いのですが。底辺のくせに偉そうでスミマセン。でも、数字的には事実なんですよ。)
稀にこの例が当てはまらないような凄い実況者の方もいますが、徐々に少なくなる傾向になる場合が多いと思います。
これが原因なのか昔はオープニングからエンディングまで実況をしていた実況者でも、今は序盤だけプレイして打ち切りになるケースが多いです。(ネタバレ防止の意味もあるでしょうが、昔はグレーだったゲーム実況が今は認められていますので、実況や動画投稿がNGのゲームでない限りはそこまで考えなくてもいいでしょう。)
それに序盤だけ実況するようになった実況者の方はフリーゲームやソシャゲの単発が増えていってます。あまり長編になるのは避けたいのかもしれませんね。フリーゲームだとクリアまでパート数があまり多くなりませんので。単発なら自分の好きなタイミングで終われますし。
視聴者が興味のないゲームだった場合、その視聴者からは実況が終わるまで動画を見てもらえない可能性が高い
視聴者の方も興味があるゲームもあれば、興味がないゲームもありますよね。この実況者の動画や配信なら全部見るという熱いファンの方もいると思いますが、ゲームによって見る見ないを決めてる人がいるのも事実です。
みんながそのゲームの実況に興味を持って見てくれれば最後まで動画を上げてもいいでしょうが、例えば登録者の2割しか興味を持ってくれないようなゲームだったとしましょう。
そうすると、残りの8割はそのゲームを投稿し続けている間、動画を見ないことになります。パート数が増えてしまうとそれだけ長い本数を見てもらえないことになります。また、途中で見るのを止めてしまうと話が分からなくなって途中までしか見てもらえないことも出てくると思います。
このリスクが単発の場合は少ないのだと思います。単発の方がそのゲームはウケが良くなくてもすぐ次のゲームに移れますからね。視聴者もこのゲームは興味なかったけど、次のゲームには興味をもってもらえるかもしれませんし。長いシリーズもたくさん興味をもってもらえれば一番いいのですが、難しいのだと思います。見るのに疲れてしまうことも考えられるでしょうし。
効率を求めるならストーリーものは序盤だけ、あとは単発実況をやったほうがいい
今回はストーリーのあるゲームの実況を最後までやった場合のメリットデメリットを考えてきました。
効率を考えるなら、現在やってる人が多いように単発で色んなゲームをやったほうが良いのかもしれません。もしくは同じゲームでもストーリーのないオンゲー、対戦ゲーを色んなテーマでストーリー無しの単発で。
ただ、数字、効率を考えるとそれでいいのかもしれませんが、本当に自分がそれでゲーム実況を楽しめるのかが重要な気がします。序盤だけちょっとやって投稿するスタイルでも楽しめるのであればいいですが、やっぱり達成感があるのは最後まで実況するスタイルだと思います。序盤だけ実況したり、フリーゲーの単発実況をやる人が増えている中、コンシューマーゲームの実況を最後までやりきるスタイルを貫いてる人はいいなーって思いますね。
まぁ、そうも言っていられないのかもしれませんけどね。実際問題、有名な人なら最後までやるスタイルでもいいかもしれませんが、私のような無名のゲーム実況者では厳しいのかもしれません。ゲーム実況、決して簡単ではありませんね。
とは言っても、楽しくないと続かないと思いますので、再生数や効率も考慮した上で自分が楽しく実況できるスタイルを見つけたほうがいいのかもしれません。