私がゲーム実況を始めた理由はYouTubeやニコニコ動画でストーリー重視のオフラインゲームの実況プレイ動画を見て、自分でもやってみたい、プレイした感想など視聴者と共感できたら面白いと思ったからです。
自分が思ったことについて視聴者の方からコメントで、このシーン俺も好きだわ、このミッションむずいよな俺も何回も死んだわ、とか、まるで子どもの頃に友達と家に集まって一緒にゲームを遊んで喋ってるような感覚を味わえますからね。
実際に動画投稿をしてみて、再生回数やコメント数は大手と比べたら少ないですが、シェンムーやレッド・デッド・リデンプションなど読むのが楽しくなるコメントをもらって楽しく動画投稿できました。
でも、気づいたら再生回数や登録者を増やす方法ばかり考えていました。YouTubeで伸ばす方法を解説してる記事や動画を見て、どのゲームが検索ボリュームがあって、競合も少ないかな。やっぱり解説動画やアプデ情報のほうがいいか、などなど考え方がズレてきてたんですよ。
再生数ばかり考えて自分がやりたいことからズレていた
いつの間にか、もともとの趣旨と変わってきているということに最近になって気づきました。やりたかった事をやってみたけど、結果的に再生数がそこまで伸びなかったから、再生数を伸ばすことばかり考えるようになっていたんですよ。
一番やりたいことは初見プレイのゲーム実況なんです。私の動画でいうならシェンムーやレッド・デッド・リデンプションのようなオフラインのストーリー系ゲーム実況です。ストーリーを進めながら動画とコメントを通じて視聴者とそのゲームについて語り合っていくようなそんな感じ。昔のニコ動なら多かったですかね。
でも、今の時代、このストーリー系の実況、パート投稿は伸びないようです。大手くらいですかね。今は投稿者の数も増えましたし。大手でもパート投稿をやめて単発が増えた人もいます。
ゲーム実況動画のニーズが10年前とは違う
それにゲーム実況を一番見る世代はやっぱり子どもたちです。昔は今のようにフォートナイトやAPEXといったオンラインゲームは少なかったので、オフラインゲームがほとんどでしたが今はみんなオンゲーですよね。
時代とともにゲーム実況のニーズも変わってきたのだと実感しています。どうしても1試合完結型のオンゲーを単発でやったほうが効率が良いですし、再生数も増えやすいです。少し寂しいですが、これが現実です。
伸ばしたいならアプデ情報が手っ取り早いと進めている記事や動画も多いですよね。最早、アプデ情報になるとゲーム実況とは呼べないような気もするのですが…。
あとはYouTubeとニコ動の文化の違いみたいなものもあるのでしょうか。ニコ動ならパート投稿も再生されやすいです。ただ、人口が減ってるので厳しいのは変わりません。
昔はパート投稿の動画を見ていた私のような世代がアラサー、アラフォーになり、動画を見る時間も減ってきます。どうしても若い子をターゲットにしたゲーム実況をやっていかないとダメなのでしょう。
そのためにはソシャゲやオンゲーのアプデ情報が一番とオススメされるのは間違いないと思います。
とりあえずゲーム実況で人を集めるためにアプデ情報をやる。でも、なーんか違う。
私もその波に逆らわずにオンゲー、ソシャゲのアプデ情報、もしくは解説動画を上げればと思い、新しいチャンネルでやったりしました。でも、やっぱりなんか違う。
仮にそれで再生数が増えてもその先に何があるのか。その動画で登録者が増えても、ずっとアプデ情報をやり続ける必要がありますよね。登録者が増えたら好きな動画を上げればいいという人もいますが。でも、それだと登録した人が求めてる動画と違うので去っていくと思います。
アプデ情報で人を集めたらずっとアプデ情報をやらないといけない気がする。というかアプデ情報をゲーム実況と呼ぶのに違和感。
アプデ情報が見たくて登録したのに急に関係ないゲームのストーリー実況が始まって見るかと言われたら見る人もいるでしょうが、大半は目的の動画と違うわけですからね。入り口を増やす、導線を作るという意味ではとりあえず見てもらいやすい動画を出していくのはアリなのでしょうが。
というか、やっぱりアプデ情報をゲーム実況というのに違和感です。完全に老害、年寄りの意見ですよね、すみません。
なんか、この辺りが難しい。自分がやりたいことと実際に再生されるものが違いすぎて。再生数のためにアプデ情報を上げるのはちょっと考え直そうかなと思っています。
初見プレイで伸び悩んでる人は考え直したほうが良いかも
ネット上では今どきストーリー系のパート投稿は時代遅れ、今からやっても伸びないという厳しい意見も見かけます。でも、たしかにそうなのかもしれません。ストーリー系のパート投稿をしていて、運良く大手の関連動画に載れて再生数が増えた人もいると聞きますが、難しいことに変わりないと思います。
最初はストーリー系をやっていたけど、途中から切り替えた人も見かけます。
自分がなぜ動画投稿を始めたのか、ちょっと考え直したほうがいいかなと思っている今日このごろです。