2018年5月25日に発売予定のPS4ソフト「デトロイト ビカム ヒューマン」はオープンワールドゲームではありません。
GTAやファークライのように街中を走り回って探索したり、車に勝手に乗り込んだり、通行人にいきなりケンカをふっかけるような遊び方はできないようです。
基本的には章ごとに用意されたマップ内を移動してゲームを進めていくことになるようですね。
コレだけ聞くと普通のリニアのゲームだと思うでしょうが、今作はかなり自由度が高いです。その理由とは?
プレーヤーの選択次第で相当な数の分岐、ストーリー展開が用意されている
今作は3人のアンドロイドが主人公になるのですが、ストーリーの中での選択肢はほぼ全てプレーヤーが選んで決めることになっています。
ちょっとした会話の選択肢、何か物を調べたり、どこに行くか、それらを全て自分で決めることができます。その為、ストーリーにはたくさんの分岐点が用意されています。
ちょうど配信されている体験版では人質をとってるアンドロイドの説得に行くのですが、説得の仕方も全てプレーヤー任せです。犯人を挑発してもいいですし、手段を選ばずに強引に済ませてもいい、落ち着かせて穏便に済ませてもいいです。
選択肢によっては登場キャラや自分が死んでしまうルートも。それでも話は進む。
選択肢によっては犯人が落ち着いて人質を開放して解決するルートもありますし、人質と一緒に飛び降りるルートもあります。これでも話は進みました。
他にもプレーヤーの操作するアンドロイドが撃たれてしまうルートもあります。自分で自由に物語を作っていけると言えばいいでしょうか。さらに驚くべき点はプレーヤーのキャラクター、つまり主人公が死んでしまってもゲームが続くというところです。
普通のゲームならそこでゲームオーバーになってコンティニューですからね。3人の主人公のうち、1人でも生きていればストーリーは進むそうです。このあたりも普通のゲームとは違いますね。
どこで物語が分岐したかはフローチャートで確認できるから色んなパターンを見たい人もラク
これらの分岐はフローチャートになっていてどこで分岐があったか確認することもできます。そしてやり直しもできるようですので色々なルートを楽しむことができます。
とりあえず最初は落ち着いて遊んでみて、次は攻撃的な選択肢を選んでふざけまくってみるのもありです。よくあるオープンワールドゲームのような自由度はありませんが、自分で物語を選べる自由度があります。
いつも決められたストーリーに従って遊ぶだけのゲームに飽きてきたという人にはピッタリのゲームだと思いますよ。