ゲーム実況の動画を投稿したり、生放送(配信)をやる上で少し心配になるのが著作権の問題です。ゲームの映像を動画や生放送で流すことになるわけですから著作権が心配になる人も多いと思います。
そこで今回はゲームの著作権侵害、著作権問題を気にせずに安全にゲーム実況をやる方法を考えていきたいと思います。
配信や動画投稿を行いたいゲームのガイドラインを確認する
最近はゲームメーカーがゲーム配信や動画投稿について公式サイトやSNSでガイドラインを公開しているところが多いです。ゲーム実況がOKなのか「ゲームタイトル ゲーム配信 規約」などのキーワードで検索すると公式の配信規約のページが見つかると思います。(必ず公式ページを確認しましょう)
例として、FF16や龍が如く8のガイドラインのリンクを載せておきます。
ライブ配信及び動画・画像投稿に関するガイドライン | FINAL FANTASY XVI (ファイナルファンタジー16)| SQUARE ENIX
『龍が如く8』動画・生放送等配信ガイドラインのお知らせ|HEADLINE NEWS|龍が如くスタジオ.com
こういった規約が公開されていますので、ゲーム実況をしたいと思っていたタイトルはOKなのか事前に確認しておきましょう。実はダメなゲームもあったりしますので、どのゲームも一度は確認することをオススメします。
動画投稿や配信が許可されているゲームでも利用条件に注意しよう
動画投稿・配信が許可されているゲームでも利用条件がある場合があります。
例えば、動画タイトルにネタバレ注意などの表示が必須、一部のシーンは配信NG、収益化しなければOKだったり。YouTubeが公式に提供している収益化機能ならOK、他のプラットフォームでもYouTubeと同じような形で広告での収益化ならOKなど。
メーカー、タイトルによって様々ですので細かく確認した方が安心です。公開されているガイドラインについては個別の問い合わせには回答できない場合も多いようですので、ガイドラインを読んだ上での最終的な判断は個人で行う必要があります。この内容なら問題ないと自分では思っていても、メーカー側から修正や削除を依頼された場合は速やかに対応しましょう。とは言っても一番良いのは注意されないことだと思うので、気をつけて。
投稿したり配信する前に「ガイドラインを守れていると思うけど、これって本当に大丈夫かな?」と、少し考えるのも大切かと思います。冷静に考えればアウトだろと思うような内容の動画や配信でも、なぜか やらかしてしまう事もあるので。たまにネットニュースで話題になることがありますよね。「いやいや、それはどう考えたって完全にアウトでしょ!」というような内容のゲーム配信をしている人もいます。
常識的にあり得ない事でも、もしかしたらその時の気の迷いなのか何なのか。この企画は面白い!と思っても慌てて始めずに、ふと立ち止まって考えることも大事かもしれません。心配なら誰かに相談するのもいいと思います。こういう企画でゲーム実況をやろうと思ってるんだけど、大丈夫かな?と聞いてみてください。自分では大丈夫と思っていた事でも他人からしたら常識的にダメな事だったという可能性もあります。
ゲーム実況だとネタバレに関する注意に目が行きがちですが、その他にも様々なルールがありますので気をつけましょう。
また、ガイドラインが公開されていないゲームの場合は事前にメーカーへ問い合わせるか、分からない場合は実況しない方が無難だと思います。
PS4・PS5のシェア機能を使えばどのゲームも実況して良いのか?
PS4やPS5には本体のシェア機能としてゲームの映像を録画してYouTubeにアップロードしたり、生放送を行うブロードキャスト機能がついています。キャプチャーボードやPCは使用せずにPlayStationから直接アップロードしたり、配信する方法です。
この機能だけを使えば一応、配信禁止区間はシェアできないようになってはいます。配信禁止区間ポップアップが表示され禁止区間と分かるようになっています。(ポップアップ設定がオフだと表示されないので注意) 配信不可のゲームの場合はシェア機能を使おうとしても配信サイト上では画面が映りません。
ただ、発売されている全てのゲームに完全に適用されてるか保証はできません。もしかしたら配信NGなのに普通に配信できてしまうこともあるかもしれません。
また、配信禁止区間以外にも動画タイトルや概要欄に記載が必要な項目があったり、動画の内容についての注意事項、禁止事項もあります。ゲーム機のシェア機能を利用する場合でも、やはり事前に公式サイトの規約を確認することをオススメします。
色々と書きましたが、ガイドラインをよく読んで常識の範囲内で活動していれば、ほとんどの場合は大丈夫だと思います。あまり考えすぎるとゲーム実況が楽しめなくなってしまいますので、ほどほどに。楽しくゲーム実況を行いましょう。
(今回の記事は以前公開した内容から修正リライトしています。コメントいただきありがとうございました。)