家電量販店のノジマがゲームの取り扱いがある全ての店舗にてCEROがZのゲームソフトの販売を2023年4月1日から中止すると発表しています。(情報元:ノジマ公式サイト)
ノジマオンラインについては準備ができ次第、順次中止となるようです。
CEROとは簡単に言えば、ゲームソフトの対象年齢、年齢制限みたいなものですかね。CEROは次のように分けられています。
- A:全年齢対象
- B:12歳以上対象
- C:15歳以上対象
- D:17歳以上対象
- Z:18歳以上のみ対象
CEROがDまでは、あくまでも対象年齢となっていますが、Zになると18歳以上のみ対象という風に18歳以上しか遊んだらダメですよーと決まっています。
CEROがZというと例えば、グランドセフトオートシリーズやバイオハザードRE4などが対象ですね。(※バイオの場合はタイトルによってはCERO:DとZの2バージョンが出ている場合もありますが。)
ノジマではこれまでにCEROがZのゲームについては、18歳以上を販売対象とすることの表示や購入時の確認などの販売ルールが設けられていたようですが、全てのお客様により安心、安全にお買い物いただくために中止することになったようです。
…と、せっかくゲームのCEROについて触れる機会があったので、余談ですが、少し私がCEROについて思うことを書いてみようと思います。ここからはノジマの件とは関係ありません。あくまでも私の個人的なCEROについての意見です。
CEROがZになるとグロテスクな表現を多く含んだりするので、年齢制限があるのだと思いますが、正直、日本国内版だと海外版に比べて規制が強くなっているゲームが多いです。グランド・セフト・オートもそうですが、同じメーカーのレッドデッドリデンプションも、国内版では、いうほどCEROがZかな?と思える部分が多かったです。
せっかくのCERO:Zなら海外版と同じでもいいのでは?と思ったり。そのためのCERO、18歳以上のみ対象じゃないのかな?と思ってしまうことが多いです。バイオハザードでもCEROがDとZがありましたが、Zでもそこまでグロいとは思いませんでした。正直、CERO:ZはD、CERO:DはCでも良かったのでは?と思ったり。
まぁ、これもあくまで私の意見、私の感覚の話です。普段、CEROがZのゲームをしないような人からしたら、今のCERO:Zでもグロすぎると感じてしまう方もいるようですし。そこら辺も考慮しないといけないのかな?難しいところではあるとは思いますが。ゲームに限らず、国によって制限が異なるものはありますし。
とは言っても、いうほどCEROがDとZでは、あまり違いがない気がしています。CEROをZにするなら、もっと年齢制限に相応しい?内容にするなり、さらにZの上、20歳以上、もしくは25歳以上とか(この年齢はテキトーです)の区分も作ったらいいのでは?と考えたりします。より、海外版、オリジナルに近い表現を味わえるバージョンとか。
そんなに国内の規制が嫌で海外版を遊びたいなら海外版を買えばいいじゃないかと言われそうですが、日本人って英語が苦手な人が今でも多いです。また、日本語音声で遊びたいということもあります。
ゲームがここ数年でかなりリアルになってきていますので、ここらでCEROの基準を少し見直してみたらいいのになーと思いました。さらに厳しくなったら面倒ですけど(苦笑)