この記事ではPS5本体から聞こえるコイル鳴きという音について説明、対策を紹介しています。
PS5のコイル鳴きとは、どんな音なのか？
PS5本体の駆動音、ファンの音ではなく、それらとは別にジーッという音が聞こえると思います。
ひとによっては、ジーッではなくジリジリ、キーッ、ギリギリ、ギュー、ジジジジなど表現が異なるかもしれませんが。
その音がコイル鳴きです。でも、コイル鳴きは常に鳴っているわけではありません。
PS5のコイル鳴きは、どういう時に鳴るのか？
コイル鳴きは常に聞こえているわけではありません。PS5に負荷がかかっているシーンだけ聞こえます。負荷といってもそこまでの高負荷ではなくても鳴ります。
例えばゲーム内でメニュー画面を開いている時や暗転してロード画面が出ているときなどは聞こえませんが、キャラクターを動かして操作している時は鳴りっぱなしのゲームが多いです。
え、負荷がかかってるって普通のゲーム画面でも？と言いたくなりますが、それくらいで鳴ってしまいます。
分かりやすくするなら、ゲームを起動していてキャラクターを操作できる状態の時にコントローラーのPSボタンを長押ししてホーム画面に戻ってみてください。本体から聞こえるわずかなジーッという音が消えるはずです。PS5のホーム画面ではコイル鳴きがすることはほぼありません。
もしかすると、今後発売される新型PS5になってくるとマイナーチェンジでもコイル鳴きが改善される可能性はあるかもしれませんが…。
コイル鳴きの対策は無いのか？
残念ながらPS5本体の設定をいじってもコイル鳴きは改善されません。分解してどうこうというのは私のような素人には無理でしょう。それに修理も受け付けてもらえなくなる可能性もありますので、余計なことはしない方が無難です。
ひとまず私でも実行できるコイル鳴き対策としては、
- ヘッドホンorカナル型イヤホンを使う
- PS5本体を自分から離れた場所に設置する
といったところでしょうか。
ヘッドホン、もしくはカナル型イヤホンのように遮音性に優れたイヤホンを使うことでコイル鳴きは聞こえなくなります。（もちろん実際には鳴ってるけど、自分には聞こえない） ヘッドホン・イヤホンを使った方が没入感もアップしますので、おすすめです。
ゲームの音量が大きければカナル型じゃなくてもコイル鳴きが掻き消されます。ただ、流行りの骨伝導イヤホンでは耳が出てしまってるので聞こえてしまうでしょう。
あとはPS5本体を離れた位置に設置する方法もありです。PS5ではなく、PS4の時にファンの音が大きかったので、隣の部屋に置いてHDMIを延長して遊んでいた経験があったので、PS5でも試してみました。これも当たり前ですが、コイル鳴きは聞こえなくなりますのでおすすめです。コントローラーは無線の方が安全です。引っ張ってしまったときが怖いですから。
PS5本体を布やケースで覆ったまま遊ぶのは止めたほうが良い
私はPS5をラックに置いていますが、ラックに蓋が付いてるんですよ。これを閉めたままPS5の電源を入れるとコイル鳴きは聞こえません。PS5本体を移動させる必要もないですし、手元にあるのでディスクの入れ替えやコントローラーの充電が無くなった際も楽チンです。
でも、この方法は駄目だと思います。
PS5本体からの排熱がラック内にこもるのでPS5本体が熱くなってしまいます。排熱がきちんと行われないのは危ないので止めましょう。蓋があるとしても開けて使わないと駄目ですね。ただ、開けるとコイル鳴きは聞こえるので、やっぱり別室に移動、もしくはイヤホンが無難だと思いますよ。
もし、コイル鳴きが明らかに大きすぎる場合は修理が必要かも
ジーッという音が、わずかに聞こえるくらいではなく、ゲームに支障が出るくらいの大音量でジーッと鳴るようであれば、それは不具合かもしれません。PlayStationのカスタマーサポートに問い合わせてみるといいと思います。
参考に動画、音を載せれるといいのですが、小さい音なので実際の音と動画の音を聴き比べるのは少し難しいと思います。YouTubeやツイッターでPS5のコイル鳴きを探すより友達のPS5の音を実際に目の前で聞かせてもらうのがいいと思います。
ちなみに私の友達は「俺のPS5は何も聞こえないから、お前のPS5が不具合じゃない？」と言っていたのですが、実際に現物を聞いてみたらジーッと鳴っていました。でも、友達には聞こえてないようです。モスキート音ではありませんが、ひとによっては聞き取れない音なのかもしれません。
まぁ、あまり気にし過ぎもよくありませんが、あまりに音が大きい場合は公式サポートに問い合わせてみてください。以上です。
