FF16

FF16体験版をプレイした感想【できるだけネタバレ無し】

2023年6月14日 ゲームイズベスト

FINAL FANTASY XVI

FINAL FANTASY XVIの体験版をクリアしたので感想を書きます。良いところ悪いところ正直に書きます。(※できるだけネタバレ無しで書きますが、" ぼんやりとしたことは書きます "のでご注意を。公式サイトに書かれている設定くらいは書いてます。ゲームプレイの画像や動画は載せていないのでそこはご安心ください。それでもOKという方は読み進めていただけると助かります。

ストーリーは100点満点

ストーリーは今のところ100点満点です。続きが気になって仕方ない展開。メチャクチャいいところで終わりました。

召喚獣が出てくるシーンは鳥肌でしたね。なぜか涙も出てしまった。オッサンになると涙腺が緩くなるよね。

嗚呼、ネタバレ無しと言ってしまったのであまり触れられなくてもどかしい。

バトルデモの召喚獣アクショントライアルの続きも気になります。

主人公が完璧超人、選ばれしもの、ではないところが凄く良い

主人公のクライヴはロザリア公国の第一王子という設定です。これを聞いた時はFF15と同じで今回も王子様という選ばれた存在が主人公なのか〜と思っていました。またイケメンの選ばれしもの主人公を動かすことになるのかと。

でも王子様とはいえ、そんなに選ばれた存在ではないようです。(いまのところ)

言い方は悪いですが、出来損ないの長男といったところでしょうか。もちろん剣の腕はたちますし、充分すごい存在ではあるのですが、そこまで優遇されていないところが凄く良かったです。これくらいがいいんですよ。

主人公ですので何かしら優れたところが必要だとは思うのですが(私のような凡人だったら街の前で挨拶くらいしかやれることないから)、大国の王族!!主人公にしか無い才能があって、超人、唯一無二の存在!とかだとちょっと好きじゃないんですよ。

ちょっと煙たがられてるくらいがちょうどいい。(クライヴはそこまで酷くないけど)

実にちょうどいい塩梅です。

さすがにFF主人公ですので、後から気づく or 目覚める何かしらの秘められた能力のようなものが今後出てくるのでしょうが、それは必要ですからね。この変化が楽しみなので。スタート地点が優れてるようでちょっとイマイチなところが良いです。

召喚獣がカッコイイ(シヴァも可愛い)

召喚獣バトル、かっこいいです。フェニックス、イフリート、タイタン、シヴァなど。

イフリートが獣寄りだったのが凄く良かったです。FF15のイフリートは人間寄りで妙な不気味さ?怖さ?も良かったのですが、私の中のイフリートのイメージはやっぱり今作みたいな獣っぽいイフリートだったので。

召喚獣が出てくるシーンの迫力も最高です。FF15のラムゥを初めて見た時も興奮したものですが、今作はさらに超えてきました。あまり細かく喋るとネタバレになるので、ほどほどにしますが、出てくるところが鳥肌でした。こんな召喚の仕方すんの!?って。

あっ、シヴァも可愛くてGoodです。というか、今作の女性は全員かわいい。(性格は知らん)

アクションゲームが苦手な人でも大丈夫

今作もFF15のようにアクションゲーム寄りのRPGですが、操作方法をストーリーフォーカスとアクションフォーカスで選べるので、アクションゲームが苦手な人でもストーリーを楽しむには問題ありません。

また、私もアクションゲームが苦手な方ですが、アクションフォーカスで一度もゲームオーバーにならずに初見プレイでクリアできました。アクションフォーカスでも問題ないかもしれません。

アクションゲームは苦手なんだけど...という人もまずアクションフォーカスで遊んでみてください。ちゃんと操作方法さえ覚えておけば結構いけると思います。それで難しかったらストーリーフォーカスに切り替えるでもいいと思います。

せっかくのアクション要素なので少し嗜んでみてもいいかと。

戦闘は連打ゲーという意見もあるが私は楽しめた

戦闘は連打してるだけという意見も聞きますが、私は楽しめました。

召喚獣のフィートアビリティが強いので、多用しがちになってしまいますが、普通の攻撃と回避も重要なので脳死連打ゲーではないかと。被ダメをしっかり抑えて戦おうとすれば十分楽しめます。アイススケートと言われていた回避モーションも敵によって異なるようですね。特に気になりません。

まぁ、他の戦闘アクションに重きを置いているアクションゲームと比べたら物足りないかもしれませんが、ゲーム性の違いもあるでしょうし、仕方ないと思います。あまりに複雑操作になって難易度が上がりすぎるのもどうかなと。

FFなら簡単操作のアクションで派手なエフェクト、戦闘シーンが楽しめる、これくらいで丁度いい気がします。

と言うと怒る方もいると思うので保険として書いておきますが、結局は人それぞれかなと。

あれ?そういえばロードあったっけ?

FF16はロードがないという話を聞いていたのですが、クリアしてこの記事を書き始めるまで、その話をすっかり忘れていました。

あれ?そういえばロードあったっけ?画面の暗転はあっても、ロード中、読み込み中と表示されたり、長く暗転で待たされることが無かったです。

ロードというものを忘れるくらいのスムーズさ。ノーストレスです。

ムービーは多いけど導入部だし、FFだし、ムービーを見てなんぼかなと

ムービーが多いという意見も聞きましたが、体験版でもゲームの最初、導入部分ですし、ムービーが多めになってしまうのは仕方ないのかなと。説明も必要ですし。

それにFFですからね。ムービーシーンを眺めてなんぼかなと。昔からFFをやってる身としてはムービーシーンをもっと楽しんでほしいです。昔のFFでもムービーをもっと見たいと思っていたくらいだったので私としては嬉しいです。

映画の一部分を操作する、FFってこんな感じだと私は思って遊んでます。いや、ゲームは自分で操作してなんぼやろ!という意見もあるかもしれませんが、そこは人それぞれということで...。

少し酔いやすいかも

もしかするとゲームで酔ってしまう、いわゆる3D酔いしやすい人はFF16は酔いやすいかもしれません。

パフォーマンス優先にして60fpsにすると少し改善されるかもしれませんが、ゲーム酔いの原因に多いモーションブラーやカメラの追従をオフにできないので。

カメラ距離も少し近めの肩越し視点ですので3人称視点のTPSにしては視点移動が激しめで酔いやすくなってしまってると感じました。製品版でこのあたりのオプションを追加してもらえたらいいのですが。

酔ってしまうという人はモニターから離れて遊ぶ。パフォーマンス優先で60fpsにする。視点移動はゆっくり。を気をつけるといいと思います。

ミニマップがないけど

ミニマップがないので迷子になりやすい、次はどこに行けば良いのか分からないという意見も出ているようですね。

一応、L3で目的地の方向を確認できるのですが、最近のゲームに多いミニマップと目的地マーカーに慣れてしまっていると少し苦労するかもしれません。

古のゲーマーだとミニマップがないゲームに慣れているので、そこまで不便には感じなかったのですが、時代的にミニマップのオンオフを切り替えられた方が良かったかもですね。

どうしてもミニマップがあるとミニマップを見ている時間が長くなってしまいますし、ミニマップを見ながら移動することが増えます。ミニマップを見ながらの移動より、ちゃんとゲーム内の建物、地形を見ながら遊んだほうがいいとも思えるのですが、これも時代です。こんなことを言っていたら老害ゲーマーと言われてしまうかもしれません。

たしかに戦闘後やイベント後の移動は入ってきた扉がどれか、進む扉がどれか一瞬、迷うことがあります(私のような方向音痴にありがち)

ミニマップのようなUI、メタ部分が無い方が没入感は出るのかもしれませんが、表示オプションがある方がいいと思います。

やっぱり画面は少し暗いかもしれない

ゲーム画面が暗いという話が話題になっていました。体験版ではどうかと思ったのですが、やっぱり少し暗めですね。明るさを最大まで上げているのですが、暗い場所ではもう少しだけ見えるようにしてほしいという気持ちもありました。

ただ、あまりに明るいと違和感があるでしょうし、暗い場所はしっかり暗く、の方が自然ではあると思います。ゲームでしょ!と言われたらそれまでですが、本来は暗くないといけない場所が明るいと不自然と感じる人もいるかもしれません。うーん、難しい。

バイオハザードも暗いですが、あれはホラーゲームですので、それでOKでしょうが、FF16はもう少し明るくてもいいのかもしれませんね。明るさアップ+HDR設定もあると良かったです。

微妙という意見も聞くが、人の意見より自分で触ってみないと分からない部分も多いと思う

ツイッターで「FF16体験版 微妙」と出てくるという話も聞きました。

でも、ゲームって人の話を聞いただけ、人がやってるのを見ただけ、では分からない部分も多いと思います。やっぱり自分で遊んでみないと、自分が主導でキャラを操作しないと分かりませんから。

自分でやってみて微妙と思った人もいると思いますが、もし自分ではまだ遊んだことがなくて評判だけ見ているのであれば、ちょっと評判を調べるのを待って自分で遊んでみてください。体験版なら無料ですから。

ひとのゲーム実況、ゲーム配信だけでもストーリーの内容は分かるかもしれませんが、自分で操作すると感じ方が全然違うので。人がやってるのを見るだけだと映画と同じですが、自分で操作すると映画の中に入り込めるわけですので。

FF15の時よりFF16は主人公に没入しやすい気がします。どっちもイケメン主人公ではあるのですが、ちょっと違うんですよ。(15に失礼、ごめんね。嫌いじゃないのよ。)

15の時は外から見てる感じだったのですが、16は中に入れています。遊んでみると分かると思います。まぁ、画面がブラックアウトして本当の自分が画面に映った瞬間に我に返りますが(笑)

ぜひ一度、"自分で"遊んでみて欲しい、そんなFFだと思います。

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