バニーガーデンはプレイヤーが好みの女性キャストとの会話を楽しみ仲良くなるゲームですが、ゲームオーバーも用意されているようです。（ゲームオーバーというよりもバッドエンドと言ったほうが良いのかもしれませんが。）
3人の攻略対象がいますが、誰とも仲良くならないまま店にもほとんど顔を出さずに時が過ぎていくとバニーガーデンが閉店してしまいます。どれぐらいのペースで店に通ったかにもよるかもしれませんが、試しに序盤は少しだけ入店して、あとは寝まくってみたところ9月30日になったところで強制イベントが発生してゲームオーバーになりました。主人公が店に行こうとするイベントが起き、店に着くと閉店しています。（日付はもしかしたら前後するかもですが）
ひたすら寝たらどうなるんだろう？と興味本位で試してみたのですが、軽く絶望感を味わってしまいました。私が現実でよく行っていたバー(普通の店だよ！)が急に潰れてパニクってしまったことがあったのですが、それを思い出しました。（普通の店だよ！）
ときめきメモリアルでも誰とも結ばれなかったら卒業の日に一人で帰ることになったり、ラブプラスも普通に卒業してしまいますが、バニーガーデンのバッドエンドはそれを超えてくるような絶望感でした。だってリアルなんだもの。
現実の高校の卒業式で彼女ができずに男友達と遊んだり、ひとりで家に帰る流れは割と経験ある人が多いですし、同じような境遇の人が周りにいるのが見えるので、そこまで落ち込みませんが、このバニーガーデンのゲームオーバーは孤独感とリアル感が同時に押し寄せてきます。
ドアに貼られた貸テナントの表示、For Rentの文字と薄暗い路地。同じように閉店という事実にガッカリして店の前で膝から崩れ落ちている紳士が主人公と一緒に周りにいるのであればいいですが、自分ひとりだけが薄暗い路地に立ち尽くしているような感覚。まるで笑ゥせぇるすまんの「ドーン！」の後のようでした。白昼夢？の回がそれっぽい。（何の話？）
なぜか興味本位でバッドエンドから見てしまいましたが、ちゃんと口説いたほうがいいです。2周目から頑張りましょう。
