「あつまれ どうぶつの森 Nintendo Switch 2 Edition」の発表を受け、「4K対応ならフレームレートも60fpsになるの?」と期待している方も多いのではないでしょうか。結論から言うと、本作はTVモードでの4K表示に対応しますが、フレームレートは30fpsが上限となります。本記事では、その根拠を公式情報に基づいて詳しく解説します。
根拠:公式情報で確認できること
今回の発表に関して、フレームレート(fps)に関する情報は、特に任天堂USの公式サイトで明確に記載されていました。
- 4K対応(TVモード):日本の公式サイトでは、「TVモードでは4Kの画質で楽しめる」と案内されています。これにより、対応テレビがあれば、より高精細な映像で島ぐらしが楽しめることは確定です。
- フレームレートの上限は30fps:任天堂USの公式ニュースにある脚注には、「Frame rates capped at 30 fps.」(フレームレートは30fpsが上限)とはっきりと明記されています。これはSwitch 2本体の性能とは別に、「あつ森」というゲーム自体の仕様として設定されているものです。
では、なぜ60fpsじゃないの?
公式から理由は明言されていませんが、「あつまれ どうぶつの森」が生活シミュレーションというゲームの特性上、アクションゲームほど高いフレームレートを必要としない、という開発判断が背景にあると考えられます。
Switch 2 Editionでは、キャラクターの動きの滑らかさ(fps)よりも、家具の質感や島の風景といったグラフィックの精細さ(解像度)を優先して強化が図られている、と読み取れます。
よくある誤解と注意点
「Switch 2は4K/60fps対応」という情報から、いくつかの誤解が生まれているようです。ここで整理しておきましょう。
- 「Switch 2が60fps対応だから、あつ森も60fpsになる?」
なりません。本体が対応していることと、ゲームソフトがその性能をどう活かすかは別の話です。本作は公式に「30fps上限」と記載されています。 - 「携帯モードでも4Kになる?」
なりません。4K表示はTVモード限定の機能です。携帯モードやテーブルモードでの解像度向上については、現時点で公式からの言及はありません。 - 「設定で60fpsにできる裏技は?」
できません。ゲーム側で上限が30fpsに設定されているため、設定での変更は不可能です。
画質とfpsの“実利”まとめ
今回のアップグレードで、プレイヤーが実際に体験できるメリットをまとめました。
- 見た目の変化:4K解像度により、TVモードでの文字やマイデザインの輪郭がくっきりと表示されます。家具の質感表現が向上したり、遠景のギザギザ(ジャギー)が軽減されたりといった恩恵が期待できます!
- 動きの変化:フレームレートは30fpsで据え置きのため、キャラクター操作の滑らかさ自体は、従来のSwitch版と同等になる見込みです。
購入判断の指針(迷っている人へ)
「アップグレードパスを買うか迷う…」という方へ、判断のヒントをまとめました。
- TVの大画面で、とにかく“くっきり綺麗な映像”で見たい人 → Switch 2 Editionの恩恵は非常に大きいです!
- “60fpsの滑らかな動き”を最優先したい人 → 残念ながら、本作ではその期待に応えることはできません。
- 既存ユーザーの方 → Switch 2本体は必要ですが、有料アップグレード(国内550円)を購入すれば、Switch 2 Editionの全機能にアクセスできます。
参考情報(公式サイト)
- あつまれ どうぶつの森 Nintendo Switch 2 Edition 公式サイト
- あつまれ どうぶつの森 Ver.3.0アップデート 公式情報ページ
- 任天堂US公式ニュース(英語)
- 任天堂公式X(旧Twitter)

