2025年2月27日に放送された「Pokémon Presents 2025.2.27」にて発表された『ポケモンレジェンズZ-A』では、御三家ポケモンとしてチコリータ、ポカブ、ワニノコの3匹が選ばれました。
この作品は2025年10月16日(木)にNintendo SwitchとNintendo Switch2で同時発売される予定です。
多くのファンから「なぜこの組み合わせ?」という声が上がっているこの御三家選定について、その理由を詳しく考察していきます。
御三家の概要
選ばれた3匹のポケモン
『ポケモンレジェンズZ-A』の御三家は以下の3匹です:
– チコリータ:『ポケットモンスター 金・銀』(第2世代・ジョウト地方)の草タイプ御三家
– ポカブ:『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』(第5世代・イッシュ地方)の炎タイプ御三家
– ワニノコ:『ポケットモンスター 金・銀』(第2世代・ジョウト地方)の水タイプ御三家
なぜヒノアラシが選ばれなかったのか?
多くのファンが疑問視しているのが、「チコリータとワニノコが選ばれたのに、なぜ同じジョウト地方のヒノアラシが外されたのか」という点です。これについては後述する選定基準で説明できそうです。
御三家選定の考察
フランス文化との関連性
今作の舞台であるミアレシティはフランスがモチーフとなっており、各ポケモンにもフランス文化との関連性が見えます。
チコリータの選定理由
チコリータの名前の由来となっている「チコリ」は、フランスの一大生産国(特に北部)で栽培されている野菜の一種です。焙煎チコリはコーヒーの代用品として有名で、元々は第二次世界大戦中のコーヒー不足の代用品として飲まれていましたが、現在では健康志向の飲み物として人気です。
メガシンカ復活との関係
本作では「メガシンカ」が復活することが明かされており、これが御三家選定に大きな影響を与えている可能性があります。
ファンの間では「メガシンカやテコ入れされたことがない御三家から選ばれた」という説が有力視されています。実際に、
- チコリータ系統:これまでメガシンカが実装されていない
- ポカブ系統:これまでメガシンカが実装されていない
- ワニノコ系統:これまでメガシンカが実装されていない
弱い御三家の救済説
ネット上では「露骨に弱い御三家救済しよう感が出ている」「ジョウト御三家は公認雑魚御三家」といった意見も見られます。特にジョウト地方の御三家は対戦環境では他の世代と比較して活躍の機会が少ないとされており、今作でのメガシンカ実装による強化が期待されています。
世代バランスの考慮
前作『ポケモンレジェンズ アルセウス』がモクロー(第7世代)、ヒノアラシ(第2世代)、ミジュマル(第5世代)だったため、残る世代からの組み合わせが選ばれた可能性があります。
ファンの反応
意外な組み合わせへの驚き
カロス地方のミアレシティが舞台となっている本作においては、かなり意外な組み合わせではないだろうかとファンの間で話題となっています。
人気度への疑問
御三家のカラビナ付きマスコットの「人気順」ソートでチコリータとワニノコは結構上位だったものの、ポカブは下から2番目だったという指摘もあります。
今後の展開への期待
リージョンフォームの可能性
前作アルセウスでは御三家の最終進化でリージョンフォームが登場したため、今回も楽しみにされています。カロス地方の環境に適応した新たな姿が期待されます。
メガシンカの実装
アルセウスで変化球があったように、今回はメガシンカが実装される可能性が高く、これまで注目されることが少なかった御三家たちの新たな活躍の場が提供されそうです。
まとめ
『ポケモンレジェンズZ-A』の御三家選定は、フランス文化との関連性、これまでメガシンカが実装されていないポケモンの救済、世代バランスの調整など、複数の要因が組み合わさった結果と考えられます。
特に注目すべきは、従来の人気や強さとは異なる基準での選定が行われている点です。これにより、これまで活躍の機会が少なかった御三家たちに新たなスポットライトが当たることになり、シリーズ全体のポケモン活用の幅を広げる意図が感じられます。
2025年10月の発売まで、どのような新要素が追加されるのか、そして選ばれた3匹がどのように活躍するのか、続報に注目が集まります。